警察に電話「養子縁組、狙われてる」 遺体発見女性の携帯に履歴(産経新聞)

 大阪府高槻市の淀川堤防沿いの斜面で4月29日、宇野津由子さん(36)の遺体が見つかった事件で、宇野さんとみられる女性が16日夜、豊能署に携帯電話で「養子縁組して保険金をかけられた。狙われている」と相談していたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。相談内容が事件と似ていたため、宇野さんの身元が判明した5月10日、応対した署員が上司に申告し、発覚したという。

 豊能署や捜査関係者によると、電話は4月16日午後9時ごろ、匿名で豊能署にかけられ、「豊能町の養父母の家を飛び出し、荷物を取りに来なかったら処分すると言われている。養子縁組して保険金をかけられた。狙われているかもしれない」と訴えた。署員は約30分間応対したという。

 宇野さんについては5月10日に養父母が身元を確認した際、養子縁組や保険金加入の事実が相次いで明らかになった。署員の申告に基づき、府警が宇野さんの携帯電話の発信記録を調べたところ、豊能署に電話をかけた事実が確認された。

 宇野さんは1月、「住み込みの仕事がある」と養父母宅に転居したが、4月には大阪市内の実父を訪ね、身の危険を訴えていた。

 石垣峰竹・豊能署副署長は、「署員は一般的な問い合わせと判断し、相談内容を記録に残したりしなかった。対応が適切であったかどうかは必要であれば検証したい」と話している。

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iPSで「免疫」量産 理研が成功 がん治療に光(産経新聞)

 理化学研究所は、抗がん効果を持つ免疫細胞からiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作製し、分化誘導させることで同じ免疫細胞を大量に作ることにマウスで成功した。免疫細胞の数が少ない患者でも治療効果の改善が期待できるという。1日付の米医学誌(電子版)に発表した。

 この免疫細胞は、肺がん治療などで有効性が知られる「ナチュラルキラーT(NKT)細胞」。NKT細胞の活性化による抗がん治療は臨床試験段階にあるが、患者の3分の2はNKT細胞の数が少なく、効果が低いのが難点とされる。

 皮膚などから作ったiPS細胞からもNKT細胞を作ることはできるが、同時に別の免疫細胞も作られ、効率が悪かった。

 研究グループは、NKT細胞から作ったiPS細胞が、ほぼ確実にNKT細胞へと分化誘導できることを突き止め、NKT細胞だけを大量に作りだすことに成功。がんを発症させたNKT細胞欠損マウスに投与すると、症状が改善することも確認した。

 ただし、iPS細胞を作製するときにレトロウイルスを使った場合は、発がんの可能性がある。研究グループの渡会浩志・上級研究員(免疫学)は「ヒトへの応用には、発がんの恐れのないiPS細胞作製法の確立が必要」と話す。

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